2012年9月19日水曜日

9/18

よのなか,「あれかこれか」という「選択と集中」を旨とする潮流はあれど,個人の実践においては「あれもこれも」でないといけない局面は多々あって,Aの勉強をしないといけないから,Bは切る,という手法が最善とはいえ(事実上の)実行不能であって,Aの勉強をしながらBもやらざるを得ない,みたいな事態は甘んじて受容せねばならんのである.

本日休業状態.
ワイン食堂Baccoへ行く,よい料理.酒はまずまず.グラスワインだし.
昼もカベルネを飲み,夜も同じものを飲んでしまった.昼はフランスの,夜はチリの.
チーズ(青,チェダー,カマンベール,他),サンマとじゃがいものサラダ,肉とトマトのソースのペンネ,鴨.7100円.

試験は近い.暗記をやろう.

2012年9月18日火曜日

9/17

世の中,世間知レベルで表にはでてこない知識が多い.というかたぶんほとんどそれ.観測可能な範囲が狭すぎる.それをもとに「おまえはバカだなあ」といわれるのはたまったもんじゃないし,そもそもバカって罵られる事案というのは,バカさが事実としても,

  1. あえて,直接言ってる(善意あっての行為)
  2. たんに,罵るため(悪意)

の二通りくらいあって,どっちになるかは「自分のこれまで次第」なのだろうと思う.つまり,漠然と言えば「君はこれまで誠意を見せてきたか」とか,そういうの.

こういう,「彼自身のこれまでの姿勢」みたいなものって,教える/教えられる の関係上,非常に重要だと思っていて,高慢なやつ,不愉快なやつには教えられないケースがままある.とはいえ,媚を売ったりすることを推奨しているわけではない.逆に媚を売らなきゃ教われないことって,たぶん大した価値がないか,媚を売るコストを払ってまで得ようとすべきことじゃない.まあそれは正論的な話に過ぎなくて,実際こうもいかないんだけど(外科的コミュニケーションはしばしば不合理である).

こういうありかたを,ぼくは漠然と「コミュニケーション」と呼ぶんだけど,ちょっと語弊があるのかもしれないなと思った.関係づくりとかそういうイメージがよいんだけど,いい言葉を知らない.

勉強不足.
医学ももうちょっとやらなきゃ.

疫学勉強会,始めた.ひろげよう.

2012年9月17日月曜日

ベッドサイドへの羨望とか.

心はほとんど決まっているのだけれど,時々無性に,臨床で働きたいと思うことはある.
臨床医の日々を垣間見ると,無論,いろいろ(自分にとって)ネガティブなところもみえるのだけど,でも,あの限界で闘っているからこその団結とか,生の人と人の繋がりみたいなのとか,とてもよいなと思う.手術室の医療者休憩室で,大晦日を過ごすの.電気コンロに鍋のせて,オペ看と,当直医と.それはある意味でブラックな働き方なのだろうと思うけれど,そういう一般論的批判っていらなくて,自身が納得するかたちならいいのだと思う.家族のことを考えると,それってどうなのというところはありそうだけど,夫婦そしてその子どもっていう超近い関係なら,ロジックじゃないコミュニケーションもできると思うし,それは自分がどこまで勝負できるか,っていう問題のように思う.

ああ,一般的に,っていう話はいつもそれなりな妥当性はあるんだけど,それをそのまま,自分や誰かにあてはめることは不可能に近い.社会的な問題の解決法,あるいは自分の将来予測なんかには使えても,自分自身の今の決断には参考程度にしかならない.自分の価値観を丁寧に整頓して,意思決定しなければならない.なまじ,そういう一般論を摂取する機会が増えたから(情報化によって?),意思決定には「時間がかかる」し「いろいろ考えなければならない」のだろう.

自分の腕だけで,ギリギリの命の最前線と闘うからこそ,できるチームってあるんだと思う.そうだ,大学でそういうチームに出会ったんだった.
マクロな仕事をやろう,というのは単純に自分の趣味みたいなものだけど,それってどこまで血が通っているんだろう.どれだけ「一般論」に毒されているんだろう.

自分が心の底からやりたいことって,あちら側のような気がするなあ.どうしよう.

2012年9月16日日曜日

そういえばこれ,勉強記録残すみたいなの目標のひとつだったよなと思い出した

まあ,いいんじゃないですかね好きにやれば.

ランニング.
9/16 6km/34min.
9/14 6km/37min.
9/13 6km/34min.
当面は5min./kmのペースでいけるよう訓練が必要.とはいえどうやらあまり速く走ろうとするより,ぜいぜいいわずに連続してある程度まとまった時間走るということをした方がよいらしい.たぶん精神的な意味で.必死こいてやったのと,地道でも継続したのとでは恐らくアウトカムに大差がないんでしょう.なら後者でいいじゃないかということだと思う.1時間ほど走れるようにすべきかなぁ.はてさて.

勉強
ペースはまずまず予定通りだが,そもそも設定したペースがぬるすぎる可能性は微レ存.もうちょい追い込みが必要なくらいやるべきか.むむ.

2012年9月14日金曜日

9/8付 週刊日本医事新報

『受療者と医療者で「医療価値の見える化」めざす 受保連が発足』9/1
へぇ。受療者医療保険学術連合会なるものが発足したのだと。当面は在宅医療などいくつかのテーマについて議論・研究を。
 
『特定看護師の話題』
医行為の分類などの議論が進む。教育内容基準案では、幅広い特定行為を実施するための2年以上の養成過程と、一部の領域(現時点では「救急」「皮膚・排泄ケア」「感染症管理」の3分野、今後必要に応じて追加の予定)に限定した特定行為を実施するための8ヶ月以上の養成過程を設ける方針と。
いろいろな話はあるし具体化してるとこなのだろうが、この制度が結局何をどうしたいのかが分からなくなっているような気がする。ワーキンググループの議論は、もともとは「チーム医療推進会議」の下部組織みたいなもんで、じゃあチーム医療のためにこういうことやってるんですかっていうと、いやそもそも看護師の本懐って看護であって医療じゃないですしみたいな本質的なところがスルーされており、この制度は土台うまくいかないのじゃないかと思う。
とはいえ医療行為の実施可能性がチームを推進する可能性もあるのかもしれないし、そこらへん現場レベルでどう感じるのかは気にはなる。
 
『RFO理事長の尾身茂氏』
独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)理事長の尾身さん。政治的な人事だなあ、こうやって総合医を進めるんだね。
 
『私はなぜ「医療は永遠の安定成長産業」と考えているのか?(二木立)』
医療費はしばらく増えるでしょうが。それをもって、成長産業というのはどうかな。
医療費の原資は、保険料と国庫支出と患者負担だけど、保険料は若年労働者から医療受益者(多くは高齢者)への再分配の色が強いから、保険料の増加は必然的に若年労働者の家計の逼迫を招くし、国庫支出はこれに加えて国債に頼るところが大きくて、医療が投資として経済発展に寄与するならともかくそうでもないわけで、純然たる借金となる可能性低くないし、あまりなあ。
 

米連邦公開市場委員会,QE3へ

米国は財政政策をがんばっていますねえ.日本のことは知らない(だめな子…

だいたいまとまっているのが以下.

UPDATE1: バーナンキ米FRB議長の会見要旨
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT823398920120913

量的緩和 Quality Easing; QEの第三弾が今回.住宅ローン担保証券(MBS)を月額400億ドル購入するのだそうで,上記リンク先のバーナンキさんのコメントとあわせると,なんともインタゲ感すごい政策なのだなぁと思いました.
とはいえ,これまた上記リンク先のバーナンキさんの声明にあるとおり,

インフレは近年、干ばつや地政学的な緊張など種々の要因による食料・燃料価格の変動に伴い変化している。だが全般的なインフレ率は、平均して目標の年率2%に極めて近い水準でここ長年間推移しており、さまざまな指標は長期インフレ期待が非常に安定していることを示している。
のだそうだし,インフレ率的にはよいのだけれど,失業率高止まっちゃってるねというところが問題らしい.ちなみにMBS購入打ち止め時期に関してもぼんやりしていて,
 労働市場の持続的改善と失業の減少を促すほど経済が強いことを示す兆候に目を向ける。完全雇用を回復するまで購入を継続できるわけではなく、それが目的でもない。新規雇用を生み出し失業率を低下させるのに十分なペースで経済が成長を始められるよう、回復を加速させることが狙いだ。したがって、この点がわれわれの基準となる。
なんだって.ここらへんはAffordable Care Actの感じと似ているなぁ,と.いやそれはどうでもいいこですが.

手詰り感あるなかでがんばっていますが,失業率は大変な問題ですね.日本の失業率もきっとそれに近付くことでしょう.SHARPみたいな企業が行きて来れたからこそ,日本は低い失業率だったのだろうと思うわけですが,それももはや,って感じでしょう.

世紀末やなぁ…

2012年9月8日土曜日

無題.

愚かな人ありては、聡明なる人が愚者に対して嫌悪を感ずるよりも百倍多くの、聡明な人への反感が見出さるる事を知れ。
ーサーディー『ゴレスターン』 

2012年9月7日金曜日

9/7

長野から帰る.2泊3日.遠い.御来光,温泉,池でボート,バーベキュー,飲み会,など.久々に旅行らしい旅行をしたような気がするが,まあ,やはりそれほどニーズがあるわけでもないなあという感じ.とはいえ嫌いと積極的に嫌悪するわけでもなく,単に金銭的余裕のなさによるものな気もする.





温泉に入りまくったのはよかった.という感想も,おじんなのかもしれない.

Advanced OSCEの直前.ネット上にはあまり情報がないもよう.わりと緊張感はある.ここのところ,ベッドサイドからはかなり離れているからだ.

国家試験や卒業試験に向けてやるべきことを書き出す.割と大量にあって,自分の勉強をかなり圧迫するだろうことが予測される.計画的,というより,力ずくでやらねば.

Tecom眼科 3
Success 1-血液
日本の医療: pp. 255-264
『社会学講義』

5km/25分.

2012年9月3日月曜日

9/1

久しぶり、普段の地に戻る.インターンシップというのは、我々界隈ではあまり一般的でないのだけれど、いい経験にはなる.しかし、経験知はいずれは風化するので、その前に適当なところに落ち着けておきたいところ.最終日にボスにしたプレゼンをリバイズして、同級生にシェアしたいものだ.

勉強は相変わらず.もう少し本業に割かなければいけない.

読書; 理性の限界、近代日本史、日本人が知らない漢方の力、ONE PIECE 67巻、美術手帖 2012/9月号

日本の医療; またかく

MEC夏模試 DEF問題

4km/30分.散髪.