2012年9月14日金曜日

米連邦公開市場委員会,QE3へ

米国は財政政策をがんばっていますねえ.日本のことは知らない(だめな子…

だいたいまとまっているのが以下.

UPDATE1: バーナンキ米FRB議長の会見要旨
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT823398920120913

量的緩和 Quality Easing; QEの第三弾が今回.住宅ローン担保証券(MBS)を月額400億ドル購入するのだそうで,上記リンク先のバーナンキさんのコメントとあわせると,なんともインタゲ感すごい政策なのだなぁと思いました.
とはいえ,これまた上記リンク先のバーナンキさんの声明にあるとおり,

インフレは近年、干ばつや地政学的な緊張など種々の要因による食料・燃料価格の変動に伴い変化している。だが全般的なインフレ率は、平均して目標の年率2%に極めて近い水準でここ長年間推移しており、さまざまな指標は長期インフレ期待が非常に安定していることを示している。
のだそうだし,インフレ率的にはよいのだけれど,失業率高止まっちゃってるねというところが問題らしい.ちなみにMBS購入打ち止め時期に関してもぼんやりしていて,
 労働市場の持続的改善と失業の減少を促すほど経済が強いことを示す兆候に目を向ける。完全雇用を回復するまで購入を継続できるわけではなく、それが目的でもない。新規雇用を生み出し失業率を低下させるのに十分なペースで経済が成長を始められるよう、回復を加速させることが狙いだ。したがって、この点がわれわれの基準となる。
なんだって.ここらへんはAffordable Care Actの感じと似ているなぁ,と.いやそれはどうでもいいこですが.

手詰り感あるなかでがんばっていますが,失業率は大変な問題ですね.日本の失業率もきっとそれに近付くことでしょう.SHARPみたいな企業が行きて来れたからこそ,日本は低い失業率だったのだろうと思うわけですが,それももはや,って感じでしょう.

世紀末やなぁ…

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