Golden S sign(S sign of Golden, GoldenのSサイン)とは,特徴的な胸写像のひとつで,肺の中枢の腫瘤性病変の存在,または肺虚脱(無気肺)を示唆する.
1925年にGoldenによって指摘され,当時は「肺気管支癌」の像として紹介されたが,その他にも転移性肺癌,リンパ節腫大,無気肺によっても同様の像をみることがある.
単純の胸写,あるいはCTでみられる.右肺においてminor fissureの変形としてみとめられる.右上葉が虚脱し,minor fissure(horisontal fissura)が挙上される.このとき,上に凸のカーブとしてみとめられる.また,肺門部に腫瘤性病変があるとその部分がさらに変形されて,シグモイド状のカーブを描く.
ref.
Golden S sign - Wikipedia
Right upper lobe collapse - wikiRadiography
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