2013年2月19日火曜日

近況など.

 国家試験が終わり、平穏な日々。勉強部屋の友人と北海道へ行き(3泊4日)、東京にしばし滞在する。神奈川県での初期研修に向け、新居を契約する。初期費用の関係で、キッチンを妥協し一口コンロのところになる。読書を再開、中島義道を読むけど結構キツイ感じ。現象論とか勉強してないし仕方ないけど。ていうかこのへんの哲学界隈ってどこまで考えようか悩む。どう考えたって沼だし。また、途中で投げてたKuhnも読み始める。こちらは英語が結構高度で、これまた相当時間がかかりそうなのが予想される。
 卒業旅行で海外に行かないと、異端扱いなこの界隈で、自我を保つのに必死の感がある。下らないなあとわかってはいるけど、人と違うことにこうも抵抗を抱くのだなぁと思うにつけ、何だか変な感じがする。改めて思い返してみると、大学時代の間にまともに話すことができたのって2、3人くらいだったっていうのも、ちょっと不安ではある。高尚なフリして閉ざされたままでいると、フィードバックが減るから帰ってこれなくなるみたいな現象に陥ってないか、自省がいる。コミュニケーション能力は高くないので、積極的にいかなければなあと思う。
 ヒトから学ぶか本から学ぶかのバランスも再考すべき。学校(高校、大学)による社会関係資本は比較的細いので、自ら開発が必要だろう。金銭的な余裕に伴ってある程度は改善を見込むけれど、今度は時間がなくなるわけで、心してかからないといけない。
 
 30歳で成長が頭打ちになる人間にはならないようにしよう。これは他人を腐す意図はなく、自分自身の人生に課す課題として。「30にもなると、この先どうなるかが大体決まってくる」みたいなことは言わないでいよう。また、成長それ自体が目的なのではなく、もちろん他人に差をつけるのが目的なのではなく、一生物事にうおーすげーと思える、普通にたのしい人生にしよう。知的好奇心は、人生100年を十分楽しませるのに不足ないものだと思う。旅もそれに類似するが、旅という方法にこだわらなくてもいいだろう。大戦略は、たのしいことを見つけ続けること。方法論を広げていくこともまた、たのしみのひとつである。

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